ラルクド物語 第一話 

ラルクド物語
ラルクド物語 第一話 作者猫One〜
【登場人物】
ライデン
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  魔団の隊長
  魔具は大剣
エマ
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  頭脳派に見えて努力家
  魔具は銃
キリト
 キリト役の方はこちらをタップ
 クールに見えるけど?
 魔具は槍
イーファン
 イーファン役の方はこちらをタップ
 マスコット的存在
 魔具は三節棍
サラ
 サラ役の方はこちらをタップ
 サラ    AI
 
【モノローグ】
【第一形態】
【恐慌の始まり】
【第二形態】
【第三形態】
【第四形態】
【第五形態】
【第六形態】
【キリト 回想】
【第七形態】
【第八形態】
【第九形態】
【回想 エマ】
【第10形態】
【モノローグ】
エマ
(M)
「もしも願いが叶うなら…何を願う?」
イーファン
(M)
君が目の前の世界を見つめ、そう僕に問いかけた時。
僕は何も答えることが出来なかった。
「・・・君こそ、何を願うの?」
エマ
(M)
私が問いかけた言葉がそのまま、君から返された時ーーー。
現実を受け止め切れていない自分が、ここに立っていると知った。
「こんな世界なんて…一日も早く終わっちゃえばいい…」
イーファン
(M)
その言葉が君の口から零れた時。
落雷に似た衝撃が心を打ち抜いた。
君の答えに僕はそれ以上、踏み込む事は出来なかった…。
【第一形態】
ライデン
ーーーーお前達‼
後ろから雑魚も迫ってきている!一気に叩くぞ!
エマ
コイツ・・・相当デカい!
こんな巨大なガジュルまでいるなんて!
ライデン
第一班・五班!
連携を維持しながら討伐へ入る‼
気合い入れろよ、お前達ぃ!
エマ
無茶して命落とさないでくださいよ!
ライデン隊長‼
ライデン
うぉらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
よし、左サイドから援護を頼む‼
エマ
了解!
左サイド、ターゲットロック完了‼
ーーーカジュルの足を止めます!
ライデン
ーーーよぉし‼
中央から俺が切り込む!
ーーーーいっけぇぇぇぇ!!!
エマ
まずい、右サイドの抑えが弱い!
このままでは、陣形が崩れる!
ーーー斗真とうま追加でガジュルに電撃を打ち込める⁈
キリト
(斗真役)
ーーーやってみます!
エマ
ーーーはっ‼
ーーー駄目、斗真とうま
一旦、間合いを取って!!
キリト
(斗真役)
ーーーーえ⁈
うわぁぁぁぁぁぁ!
エマ
斗真とうまーーー‼
ライデン
カジュルごときがーーーー!
魔剣グレイブ・ガジュルを切り裂けぇぇぇぇえ‼
「ストームエモーション‼」
ーーーうおぉぉぉぉぉぉぉぉお‼
エマ、トドメを頼む!
エマ
真の力を解き放て!
魔弾炎美銃まだんえんびじゅう・黒曜炎こくようえん
ーーーーーとどめだぁぁぁぁ!
サラ!
第一班・五班討伐完了!
ガジュルのデーター分析お願い!
それから斗真のバイタルチェック!
処置の最善選択を!
サラ
「了解致しました」
ライデン
斗真!!しっかりしろ!
キリト
(斗真役)
ライデン隊長…すみま…せん…
エマ
斗真、斗真ゴメン‼
私が無茶な指示を出したばかりに…!
キリト
(斗真役)
違います…よ、私の…、落ち度です…から…エマ様、泣かないで…ください…
サラ
「斗真さんのバイタル
急激低下。
…ピースより
「止血剤」及び「中枢」へ。
ーーー人工呼吸連結」
エマ
…お願い斗真とうま
こんな所で命を落としてはダメ!
ライデン
お前はもっとこれから強くなる!
だから踏ん張れ、斗真‼
キリト
斗真とうま役)
…す  みませ  ん… みんなと…一緒に  たの し …
サラ
「バイタル停止。
ピースからの投薬効果みられません。
レグナス・斗真ーーー死亡を確認」
エマ
いや…斗真⁈
ーーーーーとうまぁぁぁぁぁぁ‼
【恐慌の始まり】
サラ
(N)
「ラルクド史歴212年」
地上はガジュル生命体の侵略により、存亡の危機に直面していた。
ある一つの隕石の衝突。
全てはそこから始まったのである。
ガジュル生命体は、瞬く間に分裂を起こすと、ラルクド国土全域へ拡がり、この星の生命体の捕食を開始。
移住区はガジュルの生命体捕食行動により、ーーー荒れ果てた。
その「ガジュル」に対し、国より民間自治区へ「特殊・魔具類武器(とくしゅ・まぐるぶき)」が扱える者達が派遣された。
五つの「魔具」武器。
大剣・銃・槍・斧・三節棍さんせつこん
それぞれの武器に魔の力を宿し、戦う精鋭達。
「魔の血を受け継ぐもの」と呼ばれているが、その詳細は解かってはいない。
その精鋭達が任務を受け、ここ戦域に降り立った。
【第二形態】
【ノック音】
エマ
ーーーライデン隊長。
ライデン
ん?
ーーーエマか、入れ!
エマ
ーーー失礼します。
斗真の火葬及び、犠牲者の連絡等の処理、無事終わりました。
武器の調達及び、民間地区より、新たな人材増員の手続きも完了しました。
ライデン
いつもありがとうな、エマ。
お前は頭の切れがいいから、本当に助かる。
エマ
ライデン隊長…。
しょぼくれ具合が、逆に恐ろしいのですが…?
ライデン
俺も凹む事はあるんだ。
守れなかった事が悔しさとなって、重くのしかかる事もある…
逆にお前がそれだけあっさりしているのが怖いんだが⁈
エマ
 ーーーそれは斗真の件、ですか?
ライデン
ーーーあぁ。
手塩をかけて育てていた、エマ隊のルーキー的存在の「斗真」。
お前があそこまで入れ込むのは、久々だったし、
相当落ち込んでるのではないかと、心配してたんだが…。
エマ
確かに斗真は素質がありました。
しかし冷たい言い方になりますが…。
彼だけではなくたくさんの命が日々消えていきます‼
ガジュルを仕留める為には、必ず魔具の力の開放が必要。
現行では人と魔の力が、今後どのように変化するか分かりません。
そんな毎日の中で、人一人の命の損失だけに落ち込んではいられない…!
ライデン
一人で強くいようとしなくていいぞ、エマ。
ーーー人は弱い生き物だ。
そして魔の血を受け継ぐ我らも、また「弱き者」だ。
だからこそ、この先に光差す可能性もある。
弱い者は「力」を合わせることが出来るからだ!ははははっ!
エマ
ーーー楽天的である事は、大事だと思います。
ですが「覚悟を受け継ぐ者」は、簡単に表れないのが現実ですーーー。
大切なものを失う都度つどに心折れていたら。
精神が先に壊れてしまいますーーー。
私は私自身の為にも、根源の追求及び決定打を。
ガジュルの始祖に「鉄槌」の弾丸を打ち込み、必ずや終焉を勝ち取ってみせる。
ーーー私はこの意思を貫きます。
ライデン
ーーやれやれ、エマ。
たまには穏やかな笑顔、浮かべて欲しいもんだがな?
ーーーまあいい!
さて俺も、組織強化に力を注ぐとするかな?
俺自身体を動かしてないと、細胞が壊死えししそうになるからなぁ?
ーーーははは!
サラ
「報告。
第二地区より小型ガジュルが複数確認
三班が向かうことになっております。
エマ様、ライデン様
どうされますか?」
ライデン
三班はシャン・イー・ファンの隊だな?
あいつならそつなくこなすだろう。
今回は任せ…
サラ
第二地区に一体の大型ガジュルが出現。
そして第三区にも3体の大型が出現
第二地区へ移動中。
かなりの人が犠牲となっている模様」
エマ
ーーー大型が四体⁉
ここにきてガジュルは肥大化しているの⁈
ライデン
ーーーったく!
こちらも本腰をいれないとダメらしいな。
エマ行くぞ‼
エマ
ーーーはい!
【第三形態】
イーファン
はぁぁぁっ!!!
くっそ、本気でこいつらウザすぎ‼
捕食行動も増してるし、おまけになんで⁈
魔の力を持つものを執拗に狙っている気がする‼
キリト
ダラダラやってんじゃねぇ…‼
イーファン
あ、キリト‼
来るの待ってたよぉぉぉ!
キリト
雑魚に時間を掛けすぎだぞ、イー。
イーファン
相変わらずのつっけんどんだなぁ、キリトは!
キリト
話す暇あるなら、さっさとソレを片付けろ‼
ーーー二区からも大型が来る!
イーファン
それが…信じられないかもだけど。
小型が群れになって。僕を狙ってくるんだ!
キリト
ーーーは?
何言ってる?
気でも狂ったのか、イー?
イーファン
ホントなんだ‼
まるで集団行動をしてるみたいに!
だからこそ一気に片付けるチャンスもあるんだけど。
そうさせないためになのか、波状攻撃で「僕」だけを執拗に狙ってくるんだ!
キリト
ーーー知能など皆無のガジュルが、波状攻撃だと?
まさか…、「魔」の継承者の足を止めて、大型に捕食させる気か⁈ 
イーファン
なんか、いやな予感がするんだ…!
キリト
話は分かった。
雑魚の捕食対象がオマエなら、俺の二区の大型を殺る‼
しっかりザコの足止めしておけよイー‼
イーファン
えっちょっとキリト⁉
まだ話の途中なのにまったく…!

(地鳴りが近づいてくる)
ーーー⁈
左右から地鳴りがするのに、姿が確認できない⁈
サラ、赤外線スコープ体感に切り替えて!
サラ
「了解しました。
赤外線視野に
切り替え致します」
【イーの視野が赤外線体感に切り替えられ、ガジュルの姿が映し出される】
イーファン
こいつら…左右から僕を挟み込んで、狙ってきてる⁈
ーーー僕はもう、怒ったからね⁉
魔武・三節棍‼緑彩サイル・舞演ウィエン
我が武の前にガジュルよ跪け!
ーーーーうおぉぉぉぉぉお!はあっ‼

お前の素早さを持ってしても。
一度この魔具のテリトリーへ入れば逃げることは不可能‼
ミェ・完了ワンリ!…再見サイチェン

いやでもほんと、手こずっちゃったな…。
知能が備わってきているとか信じたくないけど、こいつら間違いなく進化してる‼
ーーーねぇサラ!
倒した小型ガジュルの「行動データー」を急いで解析チームへ!
そして赤外線体感のデータから変則攻撃を、「分析映像化」しておいて!
僕は、これからキリトの班と合流する‼
サラ
「了解いたしました。
データー分析開始と転送処理
及び分析映像化の任務、遂行いたします」
【第四形態】
キリト
無事ザコは…倒せたようだな⁈
イーファン
ラッキーな展開になってくれたからね…?
でも考えたくない検証結果、後で見ることになると思うよ…?
キリト
それは後の話だ!
イーファン…目の前のガジュルを見てどう思う?
イーファン
・・・恐ろしく肥大化傾向にあるね?
キリト
あぁその通りだ。
オマケにコイツら、狂暴化してやがる。
隊のメンバー達が不意打ちにより、捕食ではなく殺傷目的で殺られた‼
イーファン
…やっぱり、著しく変化してるね。
僕達も気を引き締めなきゃだ‼
【気配を感じ神経を研ぎ澄ますキリト】
キリト
ーーーーくる!
イーファン
三班のみんなは配置をフォーメーションで行く!
距離の目測、しっかり持って!
キリト
二班は二手に分かれ、こいつの足止めを最優先で行う!
イーファン
僕らは後方側へ回り込む。
こいつは鋭い爪だけじゃなく、尻尾も危険だよ!
三班は尻尾を狙う!
ーーーキリト油断せずに行こう‼
キリト
そうだな!
とにかくこいつを素早く仕留めるぞ‼
他の奴らもそこまで迫ってきている!
かなり状況は劣悪だ…‼
二班・三班の者達必ず生きて戻れ!
ーーーいくぞ‼
イーファン
「しびれ弾」ばら撒いておいたけど、あんまり効き目ないね…。
このガジュルは、しびれには耐性があるみたいだな…
サラ、似たタイプのデータをくれる?
サラ
「了解しました。
類似データ転送終了。
分析結果・水撃、電撃
効果がある模様です」
イーファン
水撃に電撃か…水場を作れれば雷球レイチュウで足止め出来るかも…⁈
キリト!
魔具の力で、水を呼び寄せれるよね⁈
キリト
俺に出来ないことは、ない‼
魔槍グラスフォルターム・水を纏え‼
いくぞぉぉぉーーーガジュル!
ウォーターグロォォォーーー!
イーファン
キリトさすがだよ!
背中に魔槍が刺さって水が一気に足元へ散らばった‼

魔武・三節棍!
雷球レイチュ・電撃デェンジー
ーーーいっけぇぇっ!
よし、電撃が広がり、ガジュルが倒れた!
ーーーキリト、トドメお願い‼
キリト
ーーー任せろ‼
グラスフォルターム!
わが手に戻れ、一気に叩く…これで終わりだ‼
ライジング・ストライク・ザ・ブラッドーー‼
イーファン
ーーー最高ズイガオ、キリト!
サラ
「報告です。
南西より三体のガジュル
間もなく攻撃エリアへ到着。
そのうち二体は通常速度ですが、一体が異常に加速中。
情報訂正、既に攻撃可能エリアに侵入。
ーーー攻撃が来ます」
イーファン
サラ…何言ってるのって…
ーーーえ、
うわぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!
ごふっ…
キリト
なんだと⁉
イー、大丈夫かーーー‼
サラ
「バイタル数値、20%低下
イーファン様
エリアからの撤退を要請します」
イーファン
・・・や、だな…なに、言ってんの・・・サラ…僕はまだ大丈夫…‼
ピースから、急いで傷の止血剤投与をお願い!
サラ
「了解致しました。
ピースより「止血剤」投与完了。
バイタル数値が60%を切りましたら
警告発令
強制退去命令を発動致します」
イーファン
ホントにサラってば…AIの割に心配性だよね⁈
大丈夫だよ?
ーーーー僕はまだいける!
キリト
イーファン、無理をするな!
イーファン
キリト・・・足引っ張ってごめん‼
でもこれで分かったことがある!
サラ、二班、三班の全員のスコープを赤外線に切り替えて!
コイツ、僕が倒したガジュルと同じで、通常の視界だと見えないタイプだ!
キリト
なんだと⁉
ーーー見えないガジュルがいるのか!?
イーファン
キリト‼
こいつらスピードが異常に早くて、目で捉えることが出来ない‼
おまけに大型は、こいつらのボス的存在なんだろうね…
だから僕を、コイツに喰わせようとしたんだ!
キリト
…それは劣悪だな…
絶対串刺しにしてやる‼
サラ、このタイプの討伐データはどのくらいある?
サラ
「類似されるデータを簡素化。
一括転送致します。」
キリト
…成る程、こいつら素速さが尋常じゃないな。
だが赤外線スコープに切り替えると、周りの形状も把握しにくくなる。
…サラ悪いが。
俺のスコープはサーモグラフィにチェンジしてくれ‼
イーファン
ちょっ、キリト⁉
なんでだよ、それだと見えなくなるよ‼
キリト
いや、さっきコイツが俺の横を過ぎた時、一瞬だが空気が冷たくなったんだ。
ーーーって事は。
コイツは他のガジュルより、温度が圧倒的に低いはずだ!
ならば俺は、サーモグラフィの方が認識し易い‼
イーファン
なるほど…了解だよ!

みんなは赤外線で動きを察知。
そして回避を最優先して!
とにかくガジュルに捕食されないよう、気を付けて!
ーーーサラ!
コイツはさっきのガジュルと同じ系列なら、緑サイに弱いよね⁈
サラ
「効果予測…、適合数値は70%
酸素を基盤にした攻撃は
有効と考えられます」
イーファン
了解だよ‼
…ってヤバイな…他の二体も到着だ…最悪…‼
キリト
イー、その後ろを見ろ‼
隊長達のお出ましだ!
イーファン

ーーライデン隊長!!!
ライデン
イーファン、キリト!
ーーー待たせたな‼
キリト
ーーーーエマも一緒か。
エマ
もっと喜びなさいよキリト!
ライデン
二体のガジュルは俺とエマの班で討伐する!
キリトとイーファンはこの厄介なガジュル。
二人でやれるか⁈
キリト
もちろん…俺一人でもやれる‼
ライデン
キリト、過信はするな!
ここにきてガジュルの進化が見え隠れしている!
どんな変化を起こしているやも、知れんのだからな!
エマ
サラ、他の二体の解析データ転送して!
私と隊長で適合分担させるから‼
一班と五班の隊は、サラのデータを元に、足止めを最優先で行う!
ライデン
ではイーファン、キリト‼
俺達はあのどでかい奴を請け負う!
お互い、命は大切にな!
イーファン
ライデン隊長、エマさん、二体はよろしくお願いします!
こっちはキリトと必ず討伐してみせますから!
さぁキリト!全力でいくよ‼
キリト
イー、お前一気にバイタル戻った…

いや、そうだな‼
よし、さっさとこいつを片付けるぞ!
二班の者達!
酸素爆弾を半径1キロ内で設置する!
爆破が起きた場所から、更に直線で仕掛けていけ!
コイツの動きはーーー直線的なものが多い!
イーファン
ーーーキリト!
さすがの洞察力だね!
三班は!
木々が集まる場所を優先に
ガジュルが好む輸血用の血を撒き、罠を仕掛ける!
おびき寄せたら、木々の力で魔具を増強させて一気に叩く!
【爆発音】
キリト
よし、爆破確認!
更に酸素爆弾を追加だ!
サラ
「---報告。
ガジュルの生命体の数値
一気に上昇しました」
イーファン
なんだって⁉
キリト
サラ、どういうことだ⁈
爆破すれば体力削れるんじゃないのか⁉
サラ
「正確には断言できません。
しかし、怒りに類似した感情数値が発生。
個体の体力が削られると
怒りの感情よる生命体として
危険度が上昇している模様。

感情起伏による危険数値が高速で変化
攻撃力が強化されている模様ですーーー」
キリト
ガジュルが捕食をする…理由…感情採取…?

感情起伏による攻撃力の上昇……まさかだよな⁈
イーファン
キリトそれ…あながち外れてないと思う。
でも僕は・・・そんな事、絶対許さない!
捕食で人の感情を採取し…攻撃力に変えるなんてバカげた話!
ーーー許しようがない‼
こいつを僕は絶対倒す‼
キリト
ーーーあぁそうだな。
いくぞ、イー!
本気でこのガジュルは潰す!
イーファン
あぁ行こう…キリト‼
【第五形態】
エマ
ライデン隊長、攻撃を急ぎすぎです!
このガジュル、知能の進化は見えないにしても、肥大化している以上間違いなく、進化型です!
ライデン
あぁわかってる!
でもなぁ…俺の中での血が煮え滾たぎってんだよ …!
人を喰らって感情採取だと⁉
ーーーふざけるな‼
他所よそから降り立った悪魔共が、我がもの顔でこの地を荒らすなど、こんなクソな話は許せねぇだろう⁉
ーーーーなぁ…エマ‼
エマ
そうですねーーーー本当にその通りだと思います。
人を食らい感情を手にし、それを基に言葉さえ覚えようものなら…‼
胸糞悪さだけではなく、道徳概念の根底全てを覆くつがえされる‼
絶対コイツをぶっ倒し、始祖のガジュルを見つけ出したら!
この魔弾で風穴あけまくってやる‼
ライデン
ーーーははは‼
エマ…、口が悪くなってるが、俺はそういう感情剥き出しのお前が好きだぞ!

さぁ加速させよう…!
魔剣グレイブ・その力解き放て‼
ーーーーいくぞガジュル‼
エマ
魔弾炎美銃まだんえんびじゅう、その全てを我が力によって、最大限まで解放する‼
魔の力を最大限まで解き放て…いくわよ‼
ライデン
一班・五班!二体を左右から射撃しろ!
俺達の事は気にするな!
連携を組んで一斉に足元狙い、あいつらを中央へ集めるんだ!
ーーーガストオブウィンド!
エマ、この風のシールドを使って中央へ集まった大型二体を、魔弾で撃ち抜いて連結させろ!
ーーー二体くっついちまえば一気に叩ける!
エマ
ライデン隊長…!
隊長は落ち込んでる方が、機転が効くわね‼
ーーー了解、任せておいて‼
きっちりぶち抜いてやるわ‼
【激しい銃の乱射音】
ライデン
よし、二体が中央へ集まった!
ーーーエマ、今だ‼
エマ
魔弾炎美銃まだんえんびじゅうその力解き放つ‼
くらぇぇぇーーー磁場じば・双対弾そうたいだん
ライデン
イイぞエマ‼
二体のガジュルの動きを完全に封じ込めた!
流石の腕前だな!
エマ
ライデン隊長、トドメお願いよーー!
ライデン
ーーーうぉぉぉぉ任せろぉぉお‼
斗真の命、捕食された人達の悲しみ、安くねぇぞーーーー!
くたばれガジュル‼
ーーーグレイブ・エターナルインパクトぉぉぉ
<衝撃音と爆破音>
エマ
ライデン隊長はしゃぎ過ぎよ!
だけど本当…頼りになる人なのよね…。
ガジュル二体討伐完了‼

サラ!
イーファンとキリトの状況は⁈
サラ
「ガジュル進化型の感情的数値の上昇により、二班・三班の状況は極めて厳しい状況です。
ですがイーファン様キリト様の体内より。
新しい数値が検出されました」
エマ
ーーーえ⁉
それは一体どういうこと…?
サラ
「まだはっきりしませんが、
初期覚醒兆候しょきかくせいちょうこうと思われます」
ライデン
ほぅ!
それは面白いことになってきたな!
ーーー第二能力が解放されるか⁈
エマ
ーーーーーー第二能力⁈
ライデン
ーーーエマ!
お前も何かのきっかけで
覚醒が起きるかも知れないが、今は慌てるな!
エマ
……わかってる。
ライデン
さぁ俺達も行こうか!
ーーー進化型ガジュルの元へ!
エマ
そうね、必ず始祖へ辿り着く‼
ーーーその為にまずは進化型を倒すわ!
ライデン
ーーーあぁ!
必ず始祖へ辿り着き、打ち倒そう‼
【第六形態】
イーファン
うぉぉぉぉぉぉーーーはぁぁあっ‼
よっしゃっ!
尻尾しっぽ狩り獲ったーーー‼
これで全方向から攻撃しやすくなったはずだよ、キリト!
キリト
あぁ…すっきりした容姿になったなぁ、ガジュル‼
お前はここで終わりだ!
ーーー魔槍グラスフォルタームわが手に戻れ‼
俺が足を攻撃する!
イーはタイミングを見計らって、コイツが倒れたら頭部を狙え!
イーファン
ーーー了解だよ!
魔武まぶ・三節棍さんせつこん、緑サイのエナジーを纏い、我が力と共に更に上昇せよ!
ーーーーはぁぁぁぁぁぁぁ!
【尻尾を狩られさらにスピードを増すガジュル】
キリト
ーーー面白い、
まだ素早さを加速させる気か、、、

だがな、ガジュル!
お前は動きだそうとする
方向の体温がぐっと下がる!
俺達はサーモグラフィで、お前の動きが読める‼
俺達の勝ちだ、喰らえ!
ーーースパイラル・キープ・ザ・ファイズーー‼
イーファン
ーーー今だ!
くたばれガジュル!
緑力サイリー・舞貫打撃ヴグァンダーリーーーー‼
よし、手ごたえあった!
…って…なに?
この放出するような唸り声は…‼
サラ
「ガジュルの感情数値
予測値を超えて上昇。
大至急距離をとってください」
キリト
ーーーはっ、地鳴りが…‼
イーファン危ない、下がれぇぇぇ‼
イーファン
ーーーえっ⁉
(地鳴りとともに腕が生えたガジュルに弾き飛ばされる)

うわぁぁぁぁぁ!
ーーーーゴフッ‼
サラ
「イーファン様、バイタル数値40%切りました。
ーーー撤退命令を発動します」
イーファン
 (口から血を吐き出しながら立ち上がる)
…嫌だよ…サラ…わがままだけど、それは聞けない…ごめん…ね?
キリト
おぃ…待て…なに言って⁉
イーーーーッ!やめろぉぉぉぉ‼
イーファン
僕の命より…大切なものがここには沢山ある…。
みんなの未来、夢、それを奪う…ガジュル…!
…僕はお前の存在を、絶対許さない…‼
キリト
おい…、行くな…イーファン…!
ーーーそれ以上はダメだ‼
サラ
「撤退命令発動。
イーファン様
これ以上の戦闘は容認出来ません」
イーファン
えへへ…いつも心配ばかりかけてごめん。
君は…本当に僕にとって、 AI以上の存在だよ?
…だけどね、サラ…。
僕は…この命に代えても…コイツを倒す…!
こいつがまた進化すれば…この星は、人達は、未来を奪われる…。
ーーー僕が出来る事それは…!
キリト
ーーーやめろぉぉぉぉ!
イーーーーファン‼
イーファン
 (三節棍を握りしめ、渾身の魔を三節棍に注ぐ】
キリト…サラ…後の事は頼んだよ?
キリト
頼む…やめろ…イーファン…一人で行くな‼
 
【大きく踏み込むイーファン】
イーファン
みんなの想いをこの一撃に‼
ーーーくたばれぇぇぇガジュル‼
魔武三節棍・奥義!
魔天ムウォティン・創打搥撃チュアンダドゥイジーーー‼
サラ
「ーーーー戦闘・撤退命令です‼」
【イーファンの体を掴み渾身の力で地面へ叩きつけるガジュル】
イーファン
ーーーぐはっ‼
ぅぅ…く…そっ、僕じゃ…越えられないのか…がはっ…
キリト
ばか…やろう…イー…どうしてこんな無茶な真似を…‼

ーーーなぁ…サラ。
何の為に…俺はここに立っている⁉
俺は、こんなにも非力なのか?
イーファン一人さえも、俺は…守れないのか…⁈
サラ
「キリト様ーーーご指示を。」
【キリト 回想】
キリト
(M)
お前はいつだって真っ直ぐで。
俺は…そんなお前が羨ましかった!

だからこそ強くなりたいと願った!
ーーー大切なものを守れるように
俺は俺の存在意義をここに示す。
その為ならこの命、差し出してやる!
(回想終了)
キリト
…サラ…急いでイーファンの体に、最大処置を施してくれ……‼
頼む、イーファンの命を救ってくれ‼
ーーーーーーお前なら…やれるだろ⁉
サラ
「魔の力を最大限に表に出せば、回復力は高まります。
ですがイーファン様の身体が、先に壊れてしまう可能性60%です」
キリト
ーーーそれでもだ‼
このままだと、どの道イーファンは死んでしまう‼
俺の血をイーファンに、そしてイーファンの血を!
ピースから俺の体内へ入れてくれ…‼
サラ
「承知いたしました。
ーーーーーー最大効果優先。
相互の血を、互いの体内へ『注入開始』します」
キリト
ありがとう、サラ…。
あぁ、イーの血が身体で…湧き立ってくる…
サラ
「イーファン様のバイタル、上昇を始めました。
ーーーーーー効果確認。」
キリト
そうか…ありがとな、サラ。
イーは必ず乗り越えるさ、芯の強い奴だからな…‼

(ガジュルを見据えるキリト】
…おい、ガジュル。
…お前が目の前で進化を見せ、俺は初めて恐怖というものを感じさせられたよ‼
だけどなぁ…それすら超えて俺はテメェを必ずぶっ倒す‼ 
サラ、俺に力を貸してくれ!
お前の叡智で俺の目になり、コイツの動きを予測して映し出してくれ!
ーーー俺はお前を信じ全てをかけて、コイツを倒す‼
サラ
「…任務了解致しました。
ピースより脳へ直接アクセスに切り替えます」
キリト
ありがとうサラ…さぁ…行こう‼
【第七形態】
キリト
魔槍グラスフォルターム‼
お前の力を…俺の魔全てで解き放つ!
俺の全てをお前と共に!

ーーーいくぞぉぉぉガジュル‼
ーーー左!右から‼ーーー次は下‼
ーーーサラ…流石だ!
サラ
「左上右下から同時に攻撃が来ます」
キリト
ーーーーうぉぉぉぉ!
グラスフォルターム、右の腹部から踏み込むぞ!
このガジュルの最大の弱点は、背中の脊髄!
そこへお前を突き刺し、その上から俺の最高必殺技を打ち込む!
ーーーよし背中へ踏み込んだ!
グラスフォルタームいっけぇぇぇぇ‼
サラ
「ガジュルの手が回り込みます」
キリト
な⁉まだ加速するのか!ーーーぐはっ!
(キリトの体がガジュルの爪に裂かれ吹っ飛ぶ)
サラ
「次の攻撃更に連打で来ます」
キリト
くっそ…つええな…‼
でも、負けねぇぞーーーーうぉぉぉぉ‼
グラスフォルターム雷を纏い、そのまま雷となって打ち落とせ!
ーーーーいっけぇぇぇぇ‼
サラ
「ーーー三段階で高速加速、体当たりがきます」
キリト
…フォルターム、そのまま下降してコイツの脊髄めがけろ‼
俺はコイツの攻撃を受け止める…!
サラ
「ガジュル・MAXスピード。
ーーーキリト様、攻撃をこのままでは受け止めきれません」
キリト
それでいい、サラ。
フォルタームが必ず脊髄へ刺さる!
俺はそこをめがけ、この命を打ち込む‼
行くぞ、我が最大必殺技…‼

ーーーストレージ・キル・ザ・デーモン‼
イーファン
(同時に)
とどけーーーー!癒思盾ユースードゥン
君を…
君をここで失ったりなんかしないよキリトォーー‼
キリト
イーーーー‼…お前‼
イーファン
僕を…守ってくれてありがとう、キリト!
【必殺技が決まりガジュルが轟音を響かせ倒れる】
キリト
…お互い様だろ?
まったく…無茶ばかりしやがって…ばかやろうが…‼
だがイー。
お前のおかげで、生きてガジュル討伐完了だ。
ありがとな。
サラ
「ガジュルの生命数値0%確認
討伐完了により、データ転送終了です。
ーーーキリト様、イーファン様
お疲れ様でした。」
キリト
サラありがとな?
ーーーお前の力無くして俺は勝てなかった。
イーファン
いつも僕達を守ってくれて、サラ…本当にありがとう!
サラ
「…お二人の各自体内より、特別数値を検出 致しました。
新しい数値、「第二覚醒」を「識別認識」
ーーーデータを上乗せいたします」
キリト
これは…‼
イーの血と俺の血が融合したからだな⁈
イーファン
僕の体からすごい力を感じたんだ…‼
だから三節棍をドゥンに、変化させる事が出来た!
キリト
ーーははは!
そうかイーファン‼
とにかくお前が無事で本当に良かった…!
イーファン
えへへ!
ーーー…ねぇキリト?
キリト
ーーーなんだ?
イーファン
僕達は…もっと強くならなきゃいけない、強くそう感じた。
キリト
ーーそうだな。
俺達が負ける訳には…いかないからな‼
イーファン
ーーーうん!
キリト
さぁ、隊長とエマのところへ帰るぞ!
イーファン
了解だよ!ーーーー行こう!
【第八形態】
ライデン
ーーー魔と魔の融合…か。
キリト
ーーーはい。
それ以上の理屈は俺ではわかりません。
ですがイーと俺の血が混ざり、新たな進化に踏み込んだ。
ーーー俺はそう感じています。
ライデン
わかった、報告書は機関へ回しておく。
ところでイーの体の方は大丈夫そうか?
イーファン
サラの適切な処置判断により、もう完治です!…痛っ!
ライデン
…無理をするなよ、イー!
ーーーーははは!
しかし、ガジュルが感情採取とは…。
ますます穏やかな日々は、遠くなりそうだな…。
イーファン
ライデン隊長!
気になってる事があるんですが…
ライデン
なんだイーファン、言ってみろ?
イーファン
四班のムォ・戦斧ジャンフー
モフガンさんの姿を最近…みてませんが。
ライデン
あぁ、モフガンの班は実は…特別任務にあたっている。
キリト
ーーー特別任務?
ライデン
ーーーそうだ。
すべての元凶、隕石が落下したあの場所。
そこで国家機関の特別チームと、長期探査の任務中だ。
キリト
モフガンだけーーー始祖に近づいてるのか⁈
ライデン
いや、どうやら始祖は、別の場所で分裂をしているらしい。
しかしその場所へ、ガジュルはある周期で戻る、という情報が入ったんだ。
それが事実なら、今後の展開に大きな目測を付けられる事になる!
ーーーその為の特別任務だ。
イーファン
もしそれがある一定の条件であったとしても…。
確証が得られれば…僕達の勝機に光が差し込む!
ライデン
ーーーそうだ…!
だが、小型ガジュルの数が湧いて出る。
だからこそ、モフガンにこの任務を頼んだわけだ。
アイツは頭も体力も桁外れだからな…わはは!
サラ
「ーーー報告致します。
エマ様が、感情型ガジュルに遭遇し、危険な状況です」
ライデン
ーーーば、ばかな‼
キリト
ライデン隊長、ーーー行きましょう‼
ライデン
ーーーくっそ‼
あれほど無理をするなと言ったのに‼
エマのやつ…焦ったんだな、、、
…俺の落ち度だ‼
イーファン
サラ!最速でエマさんの元に行けるルート情報を!
サラ
「最短ルート情報をーーー送信、致しました」
【第九形態】
エマ
…私の全てを、お前達のせいで…!
愛する者達、大切な仲間、家族を奪われた…
ーーー私は…、お前達を許さない。

ガジュル…お前達が奪った全ての者たちの報いを‼
ーーー魔弾炎美銃‼
魔の力を解放し、その力全てを解き放つ‼
魔弾瞬速炎まだんしゅんそくえん及び、黒曜炎こくようえん・・・ガジュルを貫けぇーーー!
【エネルギー弾を飛び避けエマに襲い掛かるカジュル】
なっ⁈ーーー飛んだ⁉
はっーーーー高い‼
ーーーーーきゃぁぁぁぁ!ーーーぐはっ‼
…お前も…進化型…なのか⁈

何故…⁉
なぜなのっ⁈
私の体よ、何故、進化しないーー⁉
ーーーー私だけ独り…取り残されていく…‼
サラ
「エマ様。
ーーー次の攻撃がきます」
エマ
サラ…、私は…何のために…生きているの?
サラ
「ーーー回避を優先してください」
エマ
…サラ、私は、この先…荷物になるのかしら…?
サラ
「エマ様。
ーーーーーー始祖に鉄槌を…!」
エマ
え?ーーーサラ⁉
サラ
「ーーーー回避してください。」
エマ
…そうね、サラ。
私は…まだ何も成し得ていない…。
ーーーサラありがとう…目が覚めたわ?
サラ
「ーーーーーー第一地区。
進化型ガジュル一体出現中。
ーーーー全班に支援要請を致します。」
エマ
…情けない姿…見せられないわね…‼
ーーーさぁ進化型ガジュル、いくわよぉぉぉ‼
【回想 エマ】
エマ
(M)
ーーーーーー私はいつも異質の存在だった。
サラ
(M)
「あなたはあなたですーーー。」
エマ
(M)
ーーーーーー居場所をいつも探していた。
サラ
(M)
「あなたはみんなに愛されているーーー。」
エマ
(M)
ーーー必要とされないことが…怖かった。
サラ
(M)
「みんながあなたを待っているーーー。」
エマ
(M)
ーーー生きていていいのか…誰かに問いたくて。
ライデン
(M)
ーーーお前はなぁ…お前のままでいいんだ、エマ‼
 <回想終了>
【小型ガジュルと戦いながらサラと会話をするエマ】
エマ
…ねぇ、サラ。
変なこと聞いていい?
サラ
「なんでしょうか?エマ様」
エマ
サラは自分の存在の意味を、考えたことある?
サラ
「存在意義、自己の必要性ということでしょうか?」
エマ
ええ、そうねーーーはあっっ‼
私がここに立っている理由とか、赦される意味とか⁈
サラ
「AIである私は
知識的回答しか出来ません。
ですがーーー
生きる目的が
赦される事。
でも良いかと思われます」
エマ
赦される事が生きる目的…。
ーーーそれって最高の答えね、サラ!
すっごく面白いわぁぁ‼
【第10形態】
ライデン
ーーーーーーうおらぁぁぁぁ!
エマ、大丈夫か⁈
お前って奴は無茶しやがって‼
エマ
ーーーーライデン隊長‼
ライデン
お前はーーーお前でいいんだ、エマ‼
誰かの代わりに生きようとするな!
ーーーうぉらあぁぁぁ‼
エマ
ーーーーーーでも‼
私は…こいつらと同じなんじゃないかって、、
誰かの命の犠牲を喰らいながら、生きてるんじゃないかって!
ライデン
ーーーーーーそれのどこが悪い‼
人も魔の血の者もみな!
生きる者総てが、誰かと関わりながら生きている‼
ーーー自分の命より、守りたいと願うその命を懸けた時に!
志し半ばで潰えた者達の想いまで、勝手に不幸と決めつけるなーーー!
お前が生き抜いて、志を繋いでくれると!
お前に想いを託す人者達の心を!
ーーーエマ!
そいつらの想いを…お前自身が否定するんじゃねぇぇぇぇえ‼
エマ
(ライデンの言葉に号泣しながら戦うエマ)
ーーーー…うわぁぁぁぁぁあ!
ライデン
ーーー迷い、泣き、叫べばいいんだ!
だから生き急ごうとするな、エマ!
この世界を生き抜く事で、お前という存在を未来に標せ‼
ーーーーエマぁぁぁぁあ‼
エマ
…心のどこかで、生き延びる自分を…。
生きているのが…無力な自分だという…申し訳なさがーーー。
ーーーー私を覆い尽くそうとしていた…。
息絶える日を心のどこかで待ちわびながら…
ーーー死ぬことで赦されたいと願っていた…‼
ライデン
ーーー俺も生きることの怖さに、震えた夜もある‼
それでも俺はーーー!
お前達の笑う顔を守りたいんだぁぁぁぁ!
押し付けだろうと何だろうと、知ったこっちゃねぇ‼
上等だぁぁガジュル!
ーーー俺はてめぇらをぶっ倒す!
俺が守りたいものを守る為になーーーー‼
エマ
…私がここに居る必要性…。
ーーーそうじゃない‼
私がここに居る理由は、私を愛してくれた者たちの存在があって、私を生かしてくれているんだ…
ーーー私は‼
私が生きる意味は…
ーーー私を生かしてくれたみんなの想いを紡ぐ為だぁぁぁあ‼
ライデン
ーーーエマ、体が光って‼
サラ
「エマ様の体内から、新たな数値を検出。
覚醒兆候確認。」
ライデン
ーーーーそうだエマ!
お前の中で生きるモノ達にーーーーお前の信念を指し標せ‼
エマ
ーーーーうおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ‼
私の中に宿る魂達よ、この手に更なる願いを標せ!
ライデン
ーーー上からくるぞ‼
エマ
魔弾炎美銃まだんえんびじゅう・弐丁炎乱舞にちょうえんらんぶ
さぁ…ガジュルーーーかかってきなさい。
サラ
「エマ様の数値が兆候を超えました。
第二覚醒・識別認識・完了。
ーーーデータを上乗せ致します。」
ライデン
エマ、いい笑顔だ!
エマ
…どれだけお前達が進化しようと。
私達は想いを紡いでいく限り、お前達の好きにはさせない‼
サラ
「左より高所から攻撃が来ます」
エマ
サラ、貴方はAIだからと言ったけれど‼
ーーー私達にとって貴方も最高の仲間よ‼
ライデン
ーーーそうだな! 
サラはすでにAIを超える存在だからなぁぁぁ‼
サラ
「次は左へ飛びます」
エマ
隊長、魔大剣のシールドで私を高く跳ね上げて‼
ライデン
ーーーほぅ、何か閃いたようだな!
ーーーよしいくぞ!
ーーーガスト・オブ・ウインド‼
ーーーいけぇぇぇえエマ‼
エマ
行くわよ感情型ガジュル!
ーーーこいつは私を追いかけて、必ず飛び上がる!
ーーーさぁこい‼
進化・弐丁炎乱舞にちょうえんらんぶ芙蓉赤芯ふようこうしん・耐・滅・弾‼
ーーーガジュルを打ち抜けぇぇぇぇぇ‼
ライデン
魔大剣第二形態・力を解き放つ!
ーーーーとどめだぁぁぁ!
デスティニーーセカンド・オブ・サテライトオォォ‼
エマ
ーーーーーーフィニッシュ。
(爆発音)
サラ
「ライデン様、エマ様。
ーーーガジュル討伐、お疲れさまでした」
エマ
…ライデン隊長…色々と…ありがとう…
それと…キリトとイーファンは?
ライデン
お前の気持ちを察して援護体制に。
ーーーーあそこをみてみろ。
エマ
…いろんなものを、見失ってたのかも知れないわね…。
斗真の件だって…落ち込む事が悪いわけじゃないって、分かったから…。 
戻ったらちゃんと、斗真と語らってくるわ?
ライデン
ーーーあぁ、そうしろ!
……ようやく…笑ったな!
エマ
イーファン、キリト!
あの、ーーー心配かけちゃったわね…。
イーファン
ーーーエマさん、お帰りなさい‼
キリト
ーーーようやく戻ってきたな、エマ。
ーーーーおかえり
エマ
二人とも…ただいまーーー‼
ーーーーそれから…ありがとう!
みんなーーー大好き、よ‼
ライデン
(N)
己の存在の意味。
誰も皆、答えを模索し続ける。
だが未来は、「諦めない心」の先に切り開かれる。
ーーーあなたはその未来の物語の
「オブザーバー」にーーーなる。

メンバーメッセージ

NKO-IDで本人認証されたメンバーだけが、登録ニックネームで書き込めます。

みんなのメッセージ

まだメッセージはありません。